たまには趣向を変えて、ロシア料理と気取ってみては【大鹅西餐】
大鹅西餐はオープンして2年経つ、ありそうでないロシアンレストラン。老房子の一角にひっそりと佇む。今まで何度もこの店の前を通っていたが、気付かなかったほど控えめな店の構えだ。しかし、よく目を凝らして見ると、ビザンチン風のモザイク模様のタイルで装飾されたエントランスが美しい。オーナーのセンスの良さが窺える。
ロシア料理といえば、まずはキャビアを思い浮かべる人も多いことだろう。実はキャビアとは魚卵の総称で、ロシアではイクラと呼ぶ。シャケの卵のイクラはロシア語なのだ。この店では前菜にチョウザメ、シャケ、カニのキャビア盛り合わせ「俄罗斯鱼子酱」128元を用意。各キャビアの下には刻んだタマネギが敷き詰められている。おそらく日本人で、所謂キャビア(チョウザメの卵)が好きだと言う人は少ないと思うが、刻んだタマネギとともに食べると、タマネギの辛味がキャビアの味を引き立て、とても美味。この食べ方は日本人の味覚にマッチするので、黒い宝石、キャビアを再認識することになるかもしれない。
また、ロシア料理の代表の一つ、パイ生地で包んだシチューの壷焼き「罐焖牛肉」58元は、柔らかく煮込んだ牛肉と溶け込んだ野菜がたっぷり。牛肉と野菜の旨みが閉じ込められた濃厚な一品となっている。牛肉のコクがにじみ出るほど煮込んだこのシチューはオススメだ。
メイン料理のヒラメのロースト「盐焗俄罗斯深海碟鱼」128元は、脂が乗った、大きく肉厚のヒラメをこんがりと狐色に焼き上げている。おそらく調味料は少々の塩だけ。日本人としては、これに醤油を垂らして、ご飯と一緒に食べたいくらいの旨みがある。それだけ新鮮で質の良いヒラメを仕入れているのだろう。
1階には余裕のあるスペースのテーブル席と採光を取り入れたテラス席。2階は広いテーブル席と10人が着席できる落ち着いた、感じのいい個室が二部屋。ちょっと気取ったパーティーなどで使うのに適している。天津では珍しいロシアンレストラン。たまには趣向を変えて、ロシア料理を味わってみては。
チョウザメ、シャケ、カニのキャビア盛り合わせ「俄罗斯鱼子酱」128元
パイ生地で包んだシチューの壷焼き「罐焖牛肉」58元
ヒラメのロースト「盐焗俄罗斯深海碟鱼」128元
これもロシア料理の代表、ボルシチ19元
1階のテーブル席
1階のテラス席
2階には個室が二部屋。10人が着席できる
2階には個室が二部屋。10人が着席できる
2階のテーブル席
ビザンチン風のモザイク模様のタイルで装飾されたエントランス
大鹅西餐
ADD 和平区雲南路11号
TEL 2792-1314/187-2212-7881
OPEN 11:00~14:30/17:00~21:30
SUBWAY 地下鉄3号線【西康路駅】徒歩15分
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